パニック障害
- HOME
- パニック障害
(以下は、厚生労働省の許可のもとHP知ることから始めよう みんなのメンタルヘルスを参考にしました)
突然理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、吐き気、手足の震えといった発作を起こし、そのために生活に支障が出ている状態をパニック障害といいます。 このパニック発作は、死んでしまうのではないかと思うほど強いことも多く、しばし自分ではコントロールできないと感じるものす。そのために、また発作が起きたらどうしようかと不安になり、発作が起きやすい場所や状況を避けるようになります。 例えば、電車やエレベーターの中などの閉じこめられた空間では、圧迫感や窒息感、などを感じて、その場にいることが無理と感じ、外へ飛び出していきたくなることがあります。 パニック障害では薬による治療とあわせて、少しずつ苦手なことに慣れていく心理療法が行われます。無理をせず、自分のペースで取り組むことが大切です。
パニックは死の危険から生き延びるために準備されている反応です
火事や地震など、突発的な生命の危機に直面した時、多くの人はパニック状態に陥ります。鼓動が早くなり、血の気がひいて冷静に物事が考えられなくなって、大声で叫びだしたいような気分に襲われます。胃の中のものを吐いてしまうこともあります。じっとしていられなくなり、やみくもに走りだすこともあります。こうした反応はいずれも、敵や災害から逃げるために有利なもので、体に備わった生き延びるためのプログラムです。
ところが人によって、なんでもない時にパニック状態のような反応が起きることがあります。命の危険がないのに、まるで命が脅かされているような不安や恐怖を感じ、体にもパニック状態でみられるような症状が起きるのです。これをパニック発作といいます。